8/pLanet!!の3rdライブが衝撃的過ぎて病んだオタクの懺悔録
注意:ドロドロに煮詰まったオタクポエムです。
ということで、先日の……といっても一ヶ月近く前にはなってしまいましたが。
8 beat Story♪(以下エビスト)、そして 8/pLanet!!(以下ハニプラ) の 3rdライブ(三回目のライブ) への感情を今からここへ書き殴らせていただきたい。
とにかく、もはや刺身を超えた生も生の激情をこの文章に叩きつけてやりたいのですが。
そう、感想なんかじゃない、感情なのです。
細かい感想なんかは他の、自分よりも素敵にまとめてくれている方々がたくさんおられますので、お任せいたします。
(オススメの:8 beat story♪ 8/pLanet 1st Anniversary 3rd Live 『行くぜBLITZ! 青春の想いを込めて!』 感想 - nozzey19の日記)
所詮自分が一番得手としているのは感情のぶちまけであり、そしてそれしか出来ないからなのです。
だから自分の出来ることをするしかない、そして今回は出来得る限りの最速で。
何故そんなことをする必要があるのかというと、この今の鮮烈な自分の気持ちが色褪せてぼやけてしまう前にというのが理由の一つではありますが、それ以上に、間に合わせたいからというのがあるのです。
ハニプラの、次の4thライブの先行受付に間に合わせてやりたいからなのです。
それは果たして一体誰のためか……まずはエビストのためでもあり、ハニプラのためでもあります。
そして、その先行の存在を知らぬままこれを読んでいる誰かのために。
そして、何よりも自分の後悔のためにであるのです。
だからまずこれを読む前に知って欲しい。
今から自分が好き勝手に己の醜い情動を吐露する対象であるところの作品と、ユニットの、次のライブはもはや決定していて、今でもまだまだ絶賛チケット先行予約受付中なのです。
(ライブの概要です:https://t.co/637cMoMway)
だから、これをダラダラと読んでいる時間がなかったら、まずはすぐにでも申し込みを一考していただきたい。
そしてもし、まだ時間があるのならば、このどうしようもない男が今からここでのたうち回る様を存分に眺めてみた上で、改めてライブへの参加を考慮してみていただきたい。
その上で更に今やってる先行に間に合わずとも、あらゆる申し込みをこの先出来る限り宣伝させていただくので、そこからライブへの参加に、あるいは作品そのもの、この作品の楽曲、それらに興味を持ってみていただきたいのです。(何かしら情報が得たいと思われた方は、下の公式ツイッターからどうぞ。)
そうしていただけることを切に願いながら、さて今から3rdライブとエビスト、そしてハニプラへの自分の悔恨をしたためていきます。
そう悔恨。
まさしく自分ははち切れそうな程の後悔の念と共に、あのライブを思い返していくのです。
とりあえずライブの総括
けれどまあ、感情の前に最低限、今回のライブがどのようなものだったのか、簡略にでもまとめておく方がいいでしょう。
しかし、言える言葉は正直少ないのです。
いいライブだった、そして凄いライブだった。本当に。
心の底からそう思える、そんなシンプルな言葉に全ての想いを乗せるしかないような。
本当は、「今回のライブはこことかここがこんな感じでこうだから良くて〜」、というのを事細かに書くことが出来ればよいのだろうけども、自分の腕ではどうにもそれを伝えきれそうにもない。
今回この駄文を書いている目的はライブに来られなかった、あるいはまだこの存在を知らない方に、この作品とそのライブに興味を持ってもらえるほどの何かを伝えたいというそれではある。
故に、来てもいないライブについて仔細に書かれたところで何も伝わらないとも思うので、そこは割愛させていただきたい。
そして、以前の記事でも書いたのですが、本当に凄いライブだったなら自分が何を書かずとも自然に拡がっていくものなのです。
しかし、今回はそこの主張を敢えて折り曲げてこれを書いているわけではあるのですが、その理由は事細かに後述させていただくので今は流しておいていただきたい。
とにかく凄いライブが先日あった。
そこから話が始まるのだと思っていただきたい。
とはいえ、どう凄かったかくらいはやはり自分の言葉で最小限伝えなければならないだろう。
まあ凄かったと連呼するだけで伝わるならば、自分だってこんなに苦労して言葉を捻り出していないのですが。
そう、では果たして先日のライブがどう凄かったのか……。
簡潔に言うならば、今こうして自分が何の不安も、言い訳も、逃げ道もなく、万人に向けてこれは凄いと、言ってしまえるくらいだと、これでは伝わらないだろうか。
これまで自分はエビストとハニプラを人に勧めるに辺り、自分では良いものだと信じつつも、「合う合わないの個人差はあるけれども」という前置き付きで行ってきた。
ライブにしてもそうである。
エビストという複合コンテンツの中でライブは特に先鋭的なものというか、正直特段に出来のいい分野ではあった。
しかし、それでもなお「全ての人に」とは宣言しづらかったところもあった。
同じような前回の紹介記事においても、「可能性を感じる」、「凄いことになるかもしれない」、「保証は出来んが賭けてみないか」と、そういう語り口である。
(※:以前の記事。クソ長いのでその内興味が向いたら読んでください)
その記事の中で詳述した前回のライブにしてもそうであった。
大いに楽しんだ。そして良いものを見た。凄いとも感じた。
だが、エビストもハニプラも全く知らない人を誘って観てもらっても、そう感じてもらえるのか?
そこには、やはりまだ幾ばくかの不安を感じてしまっていた。
それは他人の感性ばかりにではない。
自分の見る目も贔屓的なものに寄りすぎているのではないかという恐れもあった。
前回の2ndライブ――告解しよう、それについてあれだけ美辞麗句を並べ立てておきながらも、自分は正直まだこの勝負にオールインすることが怖かったのだ。
いや、自分だけならまだいい。
そこに他人も乗ってくれと大っぴらに書いたあの記事が、本当はとても怖かった。
もしも彼女達がこれ以上になれなかったら?
この記事を読んで3rdライブを見に来てくれた、興味を持ってくれた人に対して自分は責任を取れるのか?
そもそも自分自身が自分の気持ちに対してどう責任を取らせるのか?
そんなみみっちいことを思っては、その時が近づくにつれて不安はいや増していくばかりだったのだ。
だけど、3rdライブを終えて今はもう違う。
不安もない。恐怖もない。
エビストというコンテンツ、ハニプラというアイドルユニット、そしてそのライブの素晴らしさに自分と肉親どころか入院している親友の魂を賭けることも、他人に熱く勧めることにも、今現在些かの躊躇も存在しない。
今回のライブが、そう思わせてくれた。
今回の3rdライブが、自分の精神を全くそう作り変えてしまう程に凄まじかったのだ。
このライブを「凄まじい」と評するそのクオリティとは、ない頭を捻って何とか言葉にすると、そういうレベルだったのである。
伝わって欲しい。切に願う。
『ジャックポット出るかもしれないから、一緒に賭けてくれないか?』なんてものではない。
もうジャックポットは完全に、完膚なきまでに発生してしまっているのである。
むしろそれを知らずに生きているのを正気か!?と問いたいレベルである。
自分は2ndライブを「もしかするかも」ではなく、既に「もしかしている」段階だと表現した。
そして、3rdライブでは「凄いことが起きるかもしれない」と。
翻って、今、どうだろうか?
凄いことが起きるかも?
馬鹿野郎、起きていたのだ。
もう凄いことは既に起きている段階なのである。
これまでのハニプラは、勘のいい人間ならその可能性に気づくかもしれないという段階でもあった。
しかし、この3rdライブを経てはもうそんな悠長な評価はしていられない。
どれだけ勘の悪い人間だろうと、これは気づく。
これを見てしまったら、気づいてしまう。
エビストの、ハニプラのライブは凄いということに。
「凄いライブだったよ」、とはそういうことをだ、長々喋るのにももどかしく、そこまで縮めるしかないそんな一言なのだ。
……また話がとっ散らかってしまった。
反省して、最後にもうちょっとだけまともな風にまとめてみよう。
要するに今回のライブによって、エビストとハニプラは戦うステージの段階を引き上げることが出来たと言えるのではないだろうか。
これまでの弱小、マイナー、駆け出しアイドルのステージではない。
一気に最前線まで辿り着いた。
そう言っていいと思う。そこまで言ってしまってもいいと思える。
しかし、それでも、追いつくべき背中がようやく少しだけ見えた。
突き立てる牙が一本だけ研げた。
最前線における立ち位置の評価はまだそんなところかもしれない。
しかし、戦える。
この位置でだって殴り合える。それも確かである。
そして、このままここで終わるはずもないだろう。
抜けられないかもしれないと思っていた壁を、今、見事に一枚蹴り破ってみせたエビストとハニプラが、この先のそれを越えられないことはない。
そう信じる。信じたい。
当たり前だ、そのはずだ。
それほどの実力をハニプラは今回示してみせた。
見せてくれたのだ。
そういうライブだった。
3rdライブの評価は、そこで強引にまとまったことにしよう。
本番のオタクポエム
さて、一応ライブについて簡潔にまとめ終えて、それではここからは何が始まるのか?
決まっています。
最初に予告していた通り、そんなライブに対する自分の感情をぶち撒けていくのです。
正直、到底読めたものではないと思う。
それでも書かせていただきたい。
そして、出来うることならば読んでいただきたい。
自分のためにそうしてもらいたいわけじゃないのです。
先のライブに行けなかった、あるいはその存在すら知らなかった人達のために、その人達が自分と同じ過ちを、愚行を、繰り返さぬために、そうしていただきたいのです。
そのために、自分で自分の腹を今からかっ捌いてその臓腑を衆目に曝け出すのである。
だから、これまでの文章を読んで少しでもエビストとハニプラに興味を持っていただけた人は、どうぞこの先の病んだオタクの妄言にも足を踏み入れ、その上で更に次のライブのチケットを申し込んでいただきたい。
そうしていただけるように、今からこちらも全身全霊を尽くす所存であります。
それでは、先に延々と書いてきたような素晴らしいライブを目撃させてもらったことで、自分の感情はどうなったのだろうかということについて語らせていただきたい。
とりあえず、最初は嬉しい、良かった、幸せ等の正の感情が自分を支配していた。
それは言うまでもない、当たり前のことである。そんな感情をもらえるようなライブだったのだから。
しかし、どうも全部が全部そうでもなかった。
何か言い表しようのない、燻りのようなものが自分の中にあるようにも感じられた。
そしてライブが終わって一日、二日と経つ内に、だ。
その内容をじっくりと咀嚼して自分の中に落とし込めるようになる内に、その燻りの方がどんどん大きくなっていくことに気づいた。
一体この燻りは何なのか?
別に、このライブに対する失意でも絶望でもない。
そんなものが一切挟まる余地のない素敵なライブだったはずだ。
ならば一体……?
これは一度、その感情と向き合って詳細に言語化するべきなのかもしれない。
そう思い、軽い気持ちで自分の中のその感情に値する言葉を探してみると、思ったよりもすんなりとそれが出てきた。
"それ"……つまるところは「悔しい」、という言葉であった。
ああ、そうか。
自分はあのライブを見て悔しかったんだなぁ、と、笑ってしまうほどにスムーズに納得が訪れた。
うん、悔しい。
ハニプラ3rdライブに対する様々な感情なんですが、遂に"悔しい"へと辿り着いてしまったことをここに御報告させていただきます。
だってさ、だって悔しくないですか?
自分はこんなにエビストとハニプラが大好きなのに、多分それを作ってる側の人達の方が何倍もエビストとハニプラのこと大好きなんですよ。
それを目の当たりにしてしまったんですよ、あのライブで。
ハニプラファンとしてのガチさではもう、自分達は完全に制作側に勝てそうにない。
こんなに悔しいことがあるだろうか?
だって、自分には多分無理だもの。
こう、ちょっと強い言葉を使いますが、たかだか二十歳前後の殆どがまだ何者でもない夢見るだけの小娘達がですよ。
本気で将来的に光り輝くアイドルになると信じて、そのために死力を尽くして、ここまでの状況を用意するなんてこと出来ないですよ。
2ndライブまでは、まだそれでもそれはギリギリ商業とのせめぎ合いの上にある努力だったんですよ。
でも、今回の3rdはもう違うじゃないですか。
いくらなんでもこれはもう、採算の域を超えてしまってる。
そう強く感じてしまった。
全部のことが「うちの子達を光り輝くアイドルにしてえ!! あのアイドルを作りてえ!!」だけで構成されていたと言って過言でないライブだったんですよ。
それはもう、もはや愛としかいいようがないじゃないですか。
とてつもなくでっけえ愛ですよ。
ことハニプラをアイドルとして愛することにかけては、自分はもう無理です。
このライブを作った人達には勝てねえ!!
勝てねえんだよ!!!
そして、ですよ……何よりそれをこの時代、今この時、このご時世にやり切ったのが何よりも素晴らしいし、胸を打たれたし、尊敬するし、悔しいんですよ。
この先何度か滅茶苦茶ボカした言い方するのをちょっと、かなり察していただきたいんですけども、このジャンル、この人数、このコンセプトでアレを意識してないなんて絶対ありえないじゃないですか。
「あんな風になりてえ! 俺達もあれやりてえ!」って思いは、正直あちこちから滲み出てたんですよ最初から。
でも、それは無理でしょ。いくらなんでも無茶にも程があると思っていた。
告解させて欲しい。
実のところ自分は最初、正直このプロジェクトの”あの憧れになりたい”というキラキラした願いだけは評価していたし、一番好ましいところだと思っていたけれども、本当にあの輝きになれるなんてことは信じてはいなかった。
その姿勢が根底にあるだけでも、そのための未熟な努力が見られるだけで良かった。それだけで救われたような心地だったんです。
クソ野郎ですよ。応援はしていても、本当は期待なんてしちゃいなかった。
「将来アイドルになる!」と無邪気に夢を語る子供に、「うんうん、なれるといいね」とは言ってやれても、「君ならきっとなれる」とは言えなかった。
だって、それもそうでしょう?
自分はアレを頭からケツまでそれこそ全部直接、出来る限界まで間近で見てきたんです。あの奇跡の塊を。
どれだけ努力をしても、金を積んでも、意図的にアレになることは絶対出来ない。
その上その直接的後継プロジェクトすら動いてるのにですよ。
目指すことはいいんです。でもなれる、それは信じられない。
そしてそれは自分だけじゃない、他の誰しもがそうだったんじゃないかなと思います。
正直、誰にも本気で期待はされていなかったでしょう。
でも、それでもエビストとハニプラは諦めなかった、多分諦めなかったんです。
諦めずに、誰に期待されていなくても、本当に届くかどうかわからなくても、プロジェクトが始まってから一年半ずっとひたすら努力を続けてきた。
あの輝きに自分達だってなれるんだと信じきって、ひたすら走ってきた。
正直僕はそれだけでも十分だろうと思っていたんです。その姿だけでも十分輝いているよ、と。
輝きに貴賎はない、どんな大きさでもオンリーワンであればいいんだと言い続けてきた。
だけど、エビストもハニプラも多分耳を貸さなかった。
そうじゃない、そういう通り一遍の結論では満足出来ねえ、私は絶対あれになるんだ、と。
狂気ですよ、本当に、もはや狂気です。
そしてその狂気とも言える努力と、理想への渇望の果てに、本当にあの奇跡の一端へ手が届いてしまった。
それが、その結果がきっと今回のライブだったんです。
まだまだ遠い背中だけど、少なくともあの時確かに少しだけハニプラは並んでいた。そう思わされてしまった。
踊りも、歌も、ステージ演出も、衣装も、音響も、熱狂も、輝きも、確実に重なっていたんです。自分がこの場所をよく知っている所だと感じてしまう程に。
ハニプラは諦めなかった。そしてエビストに関わる誰もが諦めなかった。
諦めないで信じきったからこそ、あの途方もない存在の最初の頃の姿へ、ようやく辿り着くことが出来た。
何もなかった場所から、誰からも期待されていなかった立場から、ひたむきに進み続けて、遂に誇れるものを勝ち取り、このステージを見たあらゆる人達からの期待をも勝ち得る程にまで成った。
今回の3rdライブはそういうライブだったと、感情のままに定義するのならそう出来るものだったと思います。
そしてですね、グルグルとまた話が戻ってきてしまうのですが、そんな光景を見て、自分は色々な感情を得たわけです。
でも、やっぱりどうしても最後は「悔しい」という結論に行き着いてしまうんですよ。
悔しい……悔しいですよね……。
だって、自分はあの奇跡の最後の到達点を見てしまった時に、全部を諦めてしまったんです。
あの輝きに身を持ち崩しそうになるほど憧れたにも関わらず、同時に自分には絶対辿り着けないものだとして諦めてしまった。
それどころかきっと、自分以外の全ても諦めてしまっていたんです。
あの光景には、彼女達以外は絶対に辿り着けないものだとして、他の何者かがもう一度辿り着けるとは期待しなくなってしまった。
ハニプラにしたってそうです、例外じゃない。何度目かになりますが言わせてください。
自分は彼女達が"目指す"ことは美しいと思っていた。自分は目指すことすら諦めたわけですから。
しかし目指して、歩き続けて、一段一段登って、本当にその端の端にでも手が届くだなんて信じてはいなかった。いなかったんですよ。
だから、本当にそうしてしまったその光景を見たことからも、悔しいという感情を得たんだと思います。
辿り着けないと思っていた場所に、少しでも辿り着いてしまった存在に対する悔しさ。
その可能性を信じてひたむきに努力してきたハニプラ達と、それを支えて作り上げてきた人達に対する悔しさ。
自分が本当に思いもよらなかったことを、信じていなかった、期待していなかったことを、やり遂げられてしまったということに対する悔しさ。
言葉にしてみると褒められたもんじゃありません。
薄汚くて、暗く澱んでいて、醜いにも程がある、嫉妬に近い悔しさをこのライブを見て覚えたことは、恐らく事実です。
でもね、実はそれよりもなによりも……なによりも悔しかったのは自分自身に対して悔しかったんですよ。
そうでしょう? そうじゃないですか?
わかってもらえないですか?
僕は、僕はね、あの時強烈に憧れながらも同時に諦めてしまった自分という存在を、このライブを見たことできっと一番悔しく思ったんです。
あの光景を見た時、僕は諦めるべきじゃなかった。
本当に憧れたなら、無謀でも、辿り着ける保証なんてなくても、目指さなければいけなかったんです。
チンチンがついてるくらいなんですか、アラサーのオッサンだからなんですか、形振り構わずあの輝きを目指してみれば、少なくとも今こんな悔しさを味わうことはなかったんじゃないかと思います。
(※:チンチンのついたオッサンの諦めが赤裸々に綴られたポエム。やたら長いので、その内興味が向いたらどうぞ。)
そう、自分はアレになりたかった。でも、きっとそれ以上に"コレ"になりたかったんでしょう。
憧れ、なれる保証などなくとも、恐れを知らず、無謀に、ただひたむきにあの憧れを目指し――。
そしてここです、ここが大事なんですが、遂には全ての諦めと絶望を踏破し、少しとはいえ届かせてしまうような存在になりたかった。
なりたかったし、その存在を作れるならば作りたかった。
託して、信じたかった。
手助けをしてやりたかった。
でも、今回のライブを見て気づいたことは、結局自分はもちろんハニプラメンバー当人達ほどには、そして何よりハニプラを作り上げた制作陣の全ての方々ほどには期待も出来ず、信じきれもせず、中途半端な状態のまま、何だったら何も信じないままに彼女達を追っていたんだなぁということなんですよ。
それが悔しい。本当に悔しい。何より悔しい。
彼女達を信じられなかった、期待もしていなかった。そんな状態で今回のライブを見て、ただただ圧倒されてしまった。
そんな自分自身こそが一番悔しいんです。
だからね、だからこそ、僕は今これを書いているんですよ。
こうして、彼女達と、それを支える人達があの日、あのステージでどれだけ凄いことをやり遂げたのかということを少しでもいいから伝えたい。
そのために、今こうして自分の底からドロドロに濁って澱んだヘドロのような感情を引っ張り出しているんですよ。
そうしてね、そうすることで、僕はほんの少しでもいい、彼女達とそれを作る人達の助けになりたい。
そりゃ、今までだってそうしてはいましたよ。
今まで三回もそうしたいという気持ちでブログを書いてはきましたよ。
でもね、その三回とも、僕は正直心の底から信じ切って書いてはいなかった。
だから、だからこそ今回書こうと思ったんです。
もう僕自身が何を書けるようなことなんて微塵もないほどに、ハニプラは凄いものを見せつけてくれました。
でも、それでも更にそこを曲げて書かせていただきたい
何でか? それはね、それは、僕が、自分のこの悔しいと思う気持ちがそうさせるんですよ。
僕は、今度こそ彼女達とそれを作り上げるために頑張る人達をまるごと信じきった何かを書きたい。
本当に、心の底から、このプロジェクトを少しでも、1ミリだけでもいい、手助け出来る何かをしたいんです。
そして、そうしてね、この悔しさを晴らしたいんですよ、自分は。
彼女達がいずれきっと成るであろう輝かしいアイドルになった時に、この悔しさを抱くだけで終わりたくはないじゃないですか。
僕だって、自分だって、彼女達を作り上げた人達と少しは、本当に少しだけでもいい、同じ気持ちで彼女達の輝きを見届けたい。
信じきれなかった、期待していなかったことに対する悔しさだけで終わりたくない。
あの輝きになるために、本当に微力ながらでも、自分も力を尽くしたんだという思いで、いつかのステージに立つ彼女達に向き合いたい。
そのために、今これを書いているんです。
そしてこれは、この感情は恐らく自分だけのものにしていいもんじゃない。
彼女達を今なお知らずにいる多くの人達に呼びかけるべきものでもあると思うんです。
だって、いいんですか?
このままでいいんですか?
自分のような後悔を数年後に、高々長い人生における休日の一日に行われるライブを知らずに逃しただけで、一生抱えていく人生になってもいいんですか?
そして何より、何よりですよ。
このまま彼らだけに大きい顔させてていいんですか?
彼女達をこういう場所に辿り着けるまでに作り上げた彼らに、その人達だけに、その快楽と達成感を独占させたままで本当にいいんですか?
僕は、実は、これが一番主張したかったんです。
自分は嫌ですよ。
僕は、僕が憧れてそれでも諦めた輝きに少しでも手が届いた存在を作り上げた、その快感を、達成感を、解放を、彼らだけに独り占めされるのが何より身悶える程に悔しいと感じる。
だから、だから自分にも彼女達を助けさせて欲しい。
今までなんて比じゃないくらい、全てを投げ捨てて、あの、あの伝説の始まりを目撃した後のような熱狂で、自分の持ちうるチップをオールインさせて欲しい。
そうしたところで本当に望んだ幸福が得られるのかなんて、そんな小難しいことを考えている暇はない、ないんですよ。
あのステージを見てください。あのステージを見てみてくださいよ。
あれを前にして、そしてあれに重なる過去の何かを思い返してみて、心が騒がないなんてことがあるはずがない。
まさしく何の保証もない、何もない、誰も見ていない、誰も期待していない、それでも諦めずに、立ち塞がるあらゆるものを踏破して彼女達はあそこに辿り着いてみせた。
何かを受け継いだわけじゃない、血縁も、遺志も、期待も、何もかも関係のないところから、ただ残された輝きの一欠片だけを頼りに、それでもあの奇跡の始まりに彼女達は指をかけたんです。
だったら、騒がないはずがない。心が躍らないはずがない。夢を見ないわけがない。
そして、後悔しないわけがない。
少なくとも僕はそうだった。
いつもそうですよ。前のその時だってそうだった。
自分は今回もまた、これを見るまで本気じゃなかったことを後悔してしまった。
でも、今回ばかりはその後悔のまま終わるわけにはいきません。
取り戻します、将来において自分はこの後悔を少しでも取り戻したい。
そのための、この駄文です。
そのための、この呼びかけなんですよ。
だから次の、4thライブに来てください。来てみてくださいよ。
僕は自分のこの醜い感情の赤裸々なぶち撒けで、少しでも彼女達とそれを作り上げた人達を世間に知らしめて、興味を惹かせていただきたい。
そこには様々書き切れない思惑はありますが、何より今まで書き殴ってきた自分の後悔を少しでも解消するために。
そして、まだ顔も名も知らぬ多くの誰かが悔しいと、自分のような感情を抱かぬために。
だって、そうじゃないですか?
悔しいと感じませんか?
こんなに、こんな、輝かしいアイドルグループを創り上げる楽しみを、快楽を、制作陣だけに味あわせていていいんですか?
そんなもん、自分だって味わいたいですよ。
おこぼれに預かりたいですよ。
こんなもんじゃない、もっともっとデカいステージで、でっけえ舞台で、でっけえ輝きで。
彼女達があの輝きに追いつき、重なり、もしかしたならば追い越すかもしれない可能性を育てる、その感覚のおこぼれに、端っこに、預かりてえって切実に願ってしまわずにいられない。
あなた達はそうじゃないんですか?
そういうことが出来なかったことを後悔しているんじゃないですか?
自分は、していますよ。
あれを最初から最後まで追ってもなお、こんな新鮮な後悔を抱くほどに呪われきっている。
だから、これを書いている。
そして、あなた達を勧誘しているんです。
来ませんか、次のライブ。
来て、この可能性を見て、そこからでも遅くはない、一緒に彼女達の手助けになっちゃあくれませんか。
今まで僕は、彼女達とその可能性を最後まで信じ切れなかった気持ちから、損はさせないとは言い切れませんでした。
でも、今なら言えます。胸を張って言えます。
ここには、この可能性には、損など一欠片も存在しない。
ライブを見に来てください。
あなたのその懐疑ごと、全てを後悔と満足に塗り替える自信がある。
ポテンシャルがある。期待がある。確信がある。可能性がある。
だから、ここなんです。
まだ間に合う。きっとまだ間に合う。
少しでもあなた自身の後悔を減らすために、そして僕自身の後悔の気持ちを減らすためにも。
来ちゃあくれませんか、次の4thライブに。
このライブを見に来ちゃあくれませんか。
8 beat Story♪ 8/pLanet!!(エイトビートストーリーハニープラネット)
そうして、いつか笑って審判の時を迎えませんか。
彼女達が銀河の果てに辿り着いた時に、ほんの少し、何の記録にも残らぬ単なる参加だったとしても、そこに到るまでの手助けになったと。
胸を張って笑える立場になりたいとは思いませんか?
……まあ、まあね、それでも結局、自分は以前の時にもそうはなれたのだろうかという懐疑と、そして今回にもそうなれるだろうかという不安を持ち合わせてはいるわけですけども。
だとしても、このステージを見て、何もしないわけにはいかない。
そういう気持ちにさせられました。
2ndの時のような義務感じゃない、今度は悔しさで。
結局まあシンプルには、そんな感情を得るほどの、力のあるステージを、ライブを見てみたくはないか?という話なんですよ。
僕自身のくだらない感情の吐露なんて最終的にはどうでもいいんですが、ここまでのあれそれで少しでも心の中の何かを動かされたならば。
まだ全然間に合いますから、次のライブの会場はまだ埋まってはいません。
そして、次は今回なんて目じゃない程に、もっと、更に凄くなるであろう彼女達を見届けませんか?
えっ、これ以上凄くなったら自分どうなるの?って感じではありますが、いやいやまだまだ、死ぬほどには到ってませんし?
だから一緒に次こそ、死ぬほどの衝撃に襲われましょうよ。
保証しますよ、今回は完全なる自信を持って保証します。
自分と一緒にこの世から他界しましょう、次の4thで。
まあ別に死ななくても、もし今回僕がこれを書いているほどの衝撃を受けていただけたなら、それを他にも伝えてください。それでいい。それだけでいいです。
それで、そうして、みんなでこの後悔を埋めていきましょう。
銀河の果てまで届くであろうアイドルの存在を知らず、信じず、期待していなかったという、この後悔を。