8 beat Story♪が凄すぎる

 

はじめに(読んでも読まなくてもいい)

 

 さて、これが投稿されるであろう今日の日付は2016年の7月2日です。

 伝説となったμ'sのファイナルライブから早くも三ヶ月の時が経ってしまいました。

 μ'sがこの地上を去ってから三ヶ月と言い換えてもいいかもしれません。大袈裟に過ぎる表現ですが、やはりそれくらいショッキングな出来事でした、自分にとっても。

 あれから三ヶ月、色々なことがありました。ええ、それはもう色々なことが起こりました。

 世界情勢のことだけでなく、二次元アイドルコンテンツ界だけという括りでも様々なことが、激動のように過ぎ去っていきました。たった三ヶ月で……。

 自分自身もその流れにまるで荒れ狂う川面を漂う木っ葉の如くに翻弄されて、落ち込んだり、鬱屈としたり、落ち込んだり、暗澹としたり、落ち込んだり、とにかく精神的に健康ではない状態を過ごしてきました。

 支えを喪ったとでも言いましょうか。「別にμ'sが終わるなんてことしっかり覚悟してたし」等と嘯きつつも、結局面白いくらいに典型的なμ'sロスの症状に陥ってしまっていたようです。アイカツも終わっちゃったしなぁ……。

 しかし、先にも挙げたようにこの三ヶ月で二次元アイドルコンテンツ界では終わりだけでなく、大きな始まりのうねりが起こり始め、新たな流れが作り出されています。

 

 昨年度よりも更に勢いを増していくアイドルマスターシリーズ。

 新シリーズへと衣替えをし、新たな世界観を打ち出したアイカツスターズ

 μ'sの正統なる後継者として、本格的な活動を開始したラブライブサンシャイン。

 じっくりと雌伏の時を過ごし、今に打って出るための力を破裂しそうなくらいに溜め込んでいるTokyo 7th Sisters。

 

 μ'sが去った後のネクストシーンを引っ張っていこうとするコンテンツは、大別すればこの四つに分類出来るのではないでしょうか。

 どれも先における更なる発展を十分に予感させるポテンシャルに満ちた素晴らしいコンテンツだと思います。

 そして、μ'sという一推しグループを完膚なきまでに失った今、自分もまた新たな推しを決めて、それらを応援していくことで新しい場所を目指さなければなりません。

 しかし、正直なところを言うと、ここ最近どのコンテンツにも全然熱中することも、入れ込むことも出来なくなっていました。

 μ'sとラブライブの後継であるサンシャインとAqoursにも。

 STAR☆ANISアイカツの後継であるアイカツスターズにも。

 今一つ心を動かされるものを感じられずにいたのです。

 それならあるいはもうアイドルものを応援することからすっぱりと足を洗うのもありかもしれない。

 そんなことを思いながらも、さりとて足を洗って次に目指す新たな何かも見つけられずに悶々と日々を過ごしていました。

 疲れた。何もかもに疲れた。

 そんな荒廃した精神状態の中で、しかし自分は偶然にも目についた新しいとあるソシャゲを、最期に少しでもストレス解消にでもなればと思い投げやりな気分で始めることにしました。

 そして何とも奇妙なことに、結果としてそれが大きな転換点となり、今全く新たに生き返ったような心地で日々を過ごしています。

 そのゲームの名前は「8 beat Story♪」。

 とにかく、この8 beat Story♪、通称エビストは余りにも、あらゆる意味で自分の中では衝撃的だったのです。

 本当に凄いんです、このゲーム。詳細は後述しますが、今では自分自身完全にエビストの沼にどっぷり頭の天辺まで浸かって抜け出せそうにない状態になるくらいに凄いんです。

 まさしく「お前はオレの新たな光だ!」といった感じなのです。

 しかし、いくら自分が(アカン……このコンテンツ、凄すぎる……何で誰も気づかないんだ……!?)と心の中で感動に打ち震えながら思っていたところで、TLに全然プレイ人口は増えたりはしませんでした。当たり前ですが。

 このままではひっそりとコンテンツが折れてしまいかねない、いやそもそもエビストの話が出来ない自分の心が折れる、と思い、正直ちょっと……いや、かなりこの素晴らしいコンテンツを自分だけがそっと見守る妖精達の隠れ里のようなものとして秘しておきたいところはあるのですが、それでも! 尚!

 この鳳雛と評していい可能性に溢れたコンテンツがもっと羽ばたけることを願って!

 小さいながらもその一助となれればと思いつつ!

 簡潔ながらも今日、以下にその内容を紹介させていただきたいと思います!

 大分語り口が怪しい通販番組やら健康食品の宣伝CM染みてきた感はありますが……いや、もう本当に凄いんですよ、このエビストは。

 もしかしたら全然凄くない、くさした表現や言い方をすることもあるかも……いやあるんですが、それも含めて丸ごと凄いということを知っていただきたいんです。

 そして、これを最後まで、いや触りだけでも読んだ皆様にも是非すぐ様にエビストをインストールして初めていただきたい。出来れば課金もして欲しい。出来ればCDも買って欲しい。そして自分と一緒に応援して欲しい。

 そう思わせることが出来るように、自分のこの溢れんばかりのエビストに対する激情を今から書き殴っていきたいと思います。しばしお付き合いいただければ幸いでございます。

 

 

 

 

8 beat Story♪のゲーム部分について 

 

 さて、まずは8 beat Story♪(以下エビスト)がどう凄いのか一言で知ってもらいたいと思います。

 エビストの一体何が凄いのか……それは『全てが70点台のゲーム』というところなんですよ!!

 …………。

 「いや、それって凄いの……?」と思われるかもしれませんが、いや本当に凄いんですよこれが。

 全部綺麗に70点なんです、本当に。凄いんですよ。

 早くも凄い凄い言い過ぎて語彙力が急激に低下した感がありますが、これからも連呼せざるをえないくらい凄いのでそこら辺は見逃して欲しいんですけども。

 まあ連呼したところで何も伝わらないので、これから軽くゲームの内容など画像を交えつつ紹介し、説明していきたいと思います。

 

 まずはこの起動画面を見てください。

 

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 どうですか? もうすでに何かこう……感じるものはあると思うんですけども。

 続いて比較のためにも他のゲームの起動画面も見ていきましょう。

 

 

 

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 スクフェスです。

 

 

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 デレステです。

 

 

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 ナナシスです。

 

 そして最期にもう一度エビストを見てください。

 

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 何かもうこれだけで全てを察して欲しいし、察していただけるものかとは思うんですけども……どうでしょうか?

 ……そうなんですよ。決して悪し様に言うほど悪いわけじゃないし、何か不足してるところがあるわけでもないんです。

 でも、こう……ね!? わかってもらえるでしょう!?

 70点なんですよ!

 一目キャラを見ただけで、ゲームのイラストを見ただけで(溢れんばかりのオーラを感じる……100点満点だ……!!)とはならないんですよ!

 (70点くらいかな……)ってなっちゃうんですよ!

 凄いでしょう!?

 

 それが起動画面だけじゃないんですよ。

 ホームメニュー画面も見ていただきたいんですけどもね……。

 

 

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 これなんですよ!

 凄いでしょう!?

 これだけなんですよ!

 ストーリー。ゲームモード。ガチャ。カード編成。

 今時他にも色々ゴチャゴチャと乗っけるソシャゲが多い中で、究極的にはこの四つしか機能を使わないとはいえですよ。

 本当にこの四つだけがドンと乗ってるだけのホーム画面とかありますか!?

 男らしすぎるにも程があるんですよ!

 もうこのUIデザインだけでも70点かな……ってなっちゃうんですよ!

 突き抜けたところがないというか、突き抜け過ぎてしまったというか……。

 

 そして最後に音ゲープレイ画面本体を見てください。

 

 

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 ……もうこれだけで言わんとしてることは察して欲しいんですけどもね。

 そうなんですよ。完全にアレとアレを合体させただけみたいな感じなんですよ。

 まあ包み隠さずに言うとスクフェスデレステなんですけどね!

 見ただけでわかる「そのあいのこじゃねーかこれ!」って感じでしょう!?

 スクフェスデレステが喧嘩の代わりにガス抜きでやる憎しみのこもったセックスの果てに生まれた子供みたいなゲームのように皆様には映るかと思われます。

 ただね、安心して欲しいんですけども、見たまんま操作感とかも全く一緒なんですよ。

 スクフェスからボタン一個減らして配置をデレステ風にして、たまにフリック音符も振ってくるような音ゲーを想像してみてください。

 それがエビストなんですよ。

 凄いでしょう?

 もう違う意味で大丈夫かなこれって、どこかから怒られたり訴えられたりとかないのかな、大丈夫かなって気持ちが止まらなくなるでしょう?

 スマートフォン向け音ゲーツクールとかあったら全部それで作ったやつだわこれって感じのゲームなんですよ。

 でもね、そこから更に凄いんですけども、それでも普通に面白いんですよこれ。

 今スマホアプリ音ゲーで双璧と思われるゲームのシステムを合体させただけなんで当たり前なんですけどもね、面白いんですよ、普通に。

 何か特に難しいことを考えたり覚えたりする必要もなく直感操作でプレイ出来て、「クソゲー!」とか「つまらん!」とかは全く感じないんですよ。そりゃこれがクソゲーだったらあの二つもクソゲーってことになっちゃうんでまあ……まあ否定は出来ないですよね。

 ただ、ただね……そりゃこれを100点とは到底言い難いわけじゃないですか。

 ガワ変えてぶっ込んだだけじゃねーかって……ね……。

 でもそれを悪し様に罵ったり、文句をぶつけたりするほどでもまたないんですよこれが。

 そりゃ丸パクリと言ってもいいシステムではあるんですけども、中途半端にオリジナリティを出そうとしたり差別化を図ろうとした結果ゲームとしてどうにも面白くない苦行になってしまったアレとかソレとかよりは全然遊べちゃうし、多分倍の差つけてこっちの方が面白いんですよ。アレとかソレが何なのかは個々人で想像をお願いしたいんですけどもね。

 なんだったらアレとかソレも普通にこのシステムでゲームを作ってくれればそれだけで良かったのに……とか思っちゃうくらいなんですよ。

 丸パクリも出来ない(というかしないというべきか……)ような中途半端なスマホ音ゲーが多い中これだけ堂々と「パクリました!」ってモノをお出しして、特にシステム作動上も問題ないというのは中々出来ることではないとは思えませんか? そこは素直に評価出来るんですよ。

 でもそれで100点あげちゃうとはまあ、素直には言えないわけですよね……。

 結果まあ70点かな……ってなっちゃうじゃないですか。

 そうなんですよ、だからここでも更にもう70点なんですよ。

 それにシステムだけじゃなくてゲーム画面もね、こう……ね!?

 スクフェスデレステと比べてもこう……ううん……ね!?

 悪くはないけど……ね!?

 UIのデザインも……ね……?

 不足はないけど、過剰でもないというこのなんというか……絶妙な……ね。

 更に背景映像もね、今時ガールフレンドも3Dで踊る時代にですよ。

 まさかのスクフェスでも悪評しかなかったあのカードイラストカットインシステムを採用されてらっしゃるんですよ。

 しかもね、元ネタ通りに見難いんですよ。オンにしてるとマジで見難いんですよ。

 そこら辺普通改善するよねって思うんですけども、全くあれからそのまんまなんですよ。

 かといって「オフにしたらチビキャラが!」とか言うわけでもなくて普通にもう……シンプルにも程があるよねって感じの画面になっちゃってこれまた寂しいんですよ。

 でも一つだけ元のカットインシステムから進化したところもあって、スキルが同じタイミングで発動したら左右からカットインがそれぞれ同時に流れてくるんですよ。これはちょっとカッコいいし、最新型に発展してる感じですね。

 ……いや違うでしょ!? そうじゃない、進化すべきところはそこじゃないよ!

 今時どんどんとエンジンがリッチになっていきインフレが進むスマホ音ゲー界においてですよ、敢えて時代と逆行するかのようなシンプルで装飾や華美さも最低限に抑えた骨太なゲームシステムは漢らしいと言えば漢らしいし、ある程度評価にも値しますが、いやそれでも……そのスタイルは不安しかないわけですよ。

 「これは勝負を賭けてきたな」……とは思えないんですよ。

 「これで勝負する気なのマジで!?」ってなっちゃうんですよ。

 このゲーム本当に全体的にそんな感じなんですけどもね、その不安さの残りすぎるスタンス含めて結局評価は70点かな……ってところに落ち着いていくんですよ。

 それをして70点のゲームというわけなんですね。

  

 

 けれども、普通にゲームとしてパクリだったり70点なだけではなく、ちゃんと独自の素晴らしい部分も存在しているんです。手放しで褒められる部分も結構多いんですよ。

 このゲームのファンとして、いや色々言いはしましたが本当にちゃんとファンなので、フォローとしてそこら辺も少し紹介しておきたい。

 さて、その一つとしてまず、このアプリはメチャクチャに動作が軽いということがあるんですよ。

 どういう処理してるのかは専門じゃないんで全然わからないんですが、とにかく何をしてても「このアプリのレスポンス超軽いな!」って感じるくらいに軽快なんですよ。

 流石時代に逆行して極限までシンプルな構造にしてあるというべきなのでしょうか。

 まず立ち上がりからして凄いんですよ。

 アイコン触って体感五秒くらいでもうプレイ出来るんですよ。

 デレステは言うに及ばずスクフェスよりも尚早いんですよ。

 何せ開発会社ロゴとかが出ないで即タイトルですからね、大丈夫ですかそれ!? 

 ログボ貰っても尚早いですからね。早すぎてキャラがタイトルコール言ってる途中でメニュー画面到達しちゃうんですよ。大丈夫ですか!?

 そんでメニュー移動もこれまたロードという概念が存在しないんじゃないかってくらい早いんですよ。

 メニュー画面もごちゃっとしてなくてシンプルだし、ある意味無駄が一切ない造りは潔いし、操作してて不快に感じることがありません。

 これはとても重要だし、いいことだと思います。素直に評価に値するポイントですね。

 そして第二の褒められるべき点が、音ゲー部分の出来の良さなんですよね。

 まあシステム面は言わずもがな何ですが、それでもそれが何のトラブルもなくまともに動いてプレイし易いというのはそれだけでも評価に値するかと思います。

 そしてね、このゲームの音ゲーとして褒められるべき最大の部分が、難易度が物凄く優しいところなんですよ……!!

 「そこ褒めるところ?」と思われるかも知れませんが、いやね、優しいというか、凄くこう、絶妙なんですよね。

 自分は音ゲーがさほど得意ではない方(スクフェスのEXやデレステのMASTERがミス連発しながらもようやくクリア出来る程度のレベル)なのですが、そんな自分に物凄くぴったりくらいの難易度なんですよ、これが……!

 難易度が四段階あって今のところ一番上がエキスパートなんですけども、自分でもそれが何曲かフルコン出来る程度の難しさなんですよね。

 音ゲーが得意な人には「歯応えがなさすぎる!」と断じられるかもしれないですが、自分にとってはこのくらいの方がこう、やってて気持ちいいんですよ。

 利根川さん言うところの丁度良い接待具合とでも申しますか、実力が均衡しているように見せつつ最後の最後ギリギリで負けてくれる感じの、最も相手をいい気分にさせる難しさなんですよね。

 音ゲー巧者には子供扱いに感じるかもしれませんが、大多数のユーザーの腕前の平均には一番寄り添っている難易度なのではないかなと思います。

 そうなんですよ、凄いことにやってて気持ちよくなる……というか、楽しい、そして何よりも不快感が溜まらないんですよこのゲーム。

 譜面一つ取ってもそうなんですが、理不尽さがないんですよ。

 クソ狭いボタン感覚の中をアホみたいに連打させられたり、その最中にトラップみたいに仕込まれてるフリック擦らされたりとか、弾幕STGかよみたいなバラ撒き譜面とかやらされたりしないんですよ。

 適度に歯応えがあって、適度に曲とシンクロしてて、叩きながら音楽にノリつつゲームを楽しめる丁度いい譜面を提供してくれているんですよこのゲーム。

 楽曲については後述しますが、収録されてる曲の魅力を十全に引き出している中々練られた譜面なんですよ。

 これはもう本当に先達よりも優れた素晴らしい点だと思いますよ。

 そして気持ちよくプレイ出来るもう一つの要因が、判定がアホほど甘いことにあるんですよ。

 デフォルトで常時カードスキルの判定強化がかかってる感じを想像してもらえると一番わかりやすいかと思いますが、普通のゲームだとgoodになるだろうところまでセーフで拾ってくれるんですよ。

 この快感は是非実際に体験してみて欲しいんですけども、ちょっと言葉にならないですよ。

 個人的に音ゲーしてて一番ストレスが溜まる瞬間って何なんだろうと考えるとコンボが途切れた時のスカの音がプレイに挟まりまくるところだと思うんですよね。

 そりゃ自分の腕前のせいだろと言われたらそれまでなんですけども、やっぱり下手でも気持ちよくプレイしたいじゃないですか。

 そんなに脳味噌が溶けそうになるまでやり込んだりするのは嫌だけど、適当なプレイ回数で適当に上手くなって気持ちよくなりたいじゃないですか。

 そんな腐った願望を助けてくれて、尚且つその音ゲーしてて一番イラつく瞬間を限りなく軽減してくれるんですよ、この判定のダダ甘さが!!

 爽快リズムゲームと銘打って起きながら判定クソ渋くて爽快さの欠片もないアレとかより断然、数百倍は爽快感に溢れてるんですよ!! どれとは言わないけど!! ボタン9個あるやつね!!

 

 とにかくまあ、以上二つの点を合わせたエビストの優れている部分は、徹底してストレスの溜まらない設計であるところだと個人的には思っています。

 立ち上がりからプレイからサクサク軽快に動いて、ゲーム自体も程良く易しい難易度で、とにかくプレイしていてストレスフリーな感じが半端じゃないです。

 不快感がない。プレイが億劫にならない。

 ソシャゲを毎日繰り返しプレイするにあたって大事なことをしっかり満たしている。

 おかげでやり始めてから二週間毎日欠かさずプレイ出来ておりますよ。

 そこは手放しで褒められる素晴らしい点だと思いますね。

 ただ……まあ、それだけで百点となるのは難しいところではありますが……。

 出来は悪くないゲームであるということは胸を張って言えるかと思います。少なくともクソゲーではない。

 じゃあ、何だろう。……やっぱ70点かなぁ……。

 と、こういう評価に落ち着いていくのが以上エビストのゲーム部分でした。

 

 

 

 

 8 beat Story♪のストーリーについて 

 

 さて、それでは次にストーリーとキャラクターについて紹介していきましょう。

 これはアイドルものとして成功するに辺り結構重要な要素でありますし、ゲーム部分が多少、いや相当不味くてもここで大いに挽回出来る可能性もあります。実際そんなゲームもありますしね。何とは言わないですけどね。

 さて、では8 beat Story♪ことエビストのストーリーとキャラクターは一体どんなものなのでしょうか?

 メインとなるキャラクターはこの8人です。ドン!

 

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 そして驚くべきことにこの8人だけなんです。

 スクフェスですらモブが54人もいる今のアイドルものソシャゲ業界においてたった8人だけです。

 嘘じゃありません、マジもマジです。

 N、R、SR、URに至るまで全てのカードはこの8人の女の子達の様々な絵柄だけという本気さです。

 あまりに無骨。あまりの潔さ。あまりに男らしすぎます。

 しかし、自分のように9人以上の女の子の顔と名前と性格が覚えられないおじいちゃんにとっては素晴らしく親切な仕様と言えるのではないでしょうか。

 ガチャを引いたら顔も名前もよくわからんキャラが一気に十人とか二十人とかやってきて辟易するということがないのも、このゲームのストレスフリー設計の一つかと思われます。

 話を戻してこの8人のキャラクターですが、魅力的かどうかは個人の好みによるかと思われますし、ゲームを進めていく上で愛着を持つことでまた色々と変わってくるかとも思われますので、個人的な評価は今は避けておきたく思います。

 自分でゲームを進めてみることで彼女達がどういうキャラクターなのかは確かめてみていただきたいところなのですが……まあ、ね……相当愉快な連中であることは保証しますよ。

 

 さて、ではそんな愉快な8人が織り成すゲームの本ストーリーはどういうものなのでしょうか。

 それは一言で纏めると『近未来ディストピアSF風ゆるふわ学園アイドルストーリー』という表現がまあ、的確なのではないかと個人的には思っております。

 …………。

 何を言っているのかさっぱりわからないかと思われるんですけども、いやストーリーを紐解くとどうしてもこうとしか言えないんですよ!

 例えるならばターミネータードラゴンボールの人造人間編の世界観にアイドルものをミックスした感じなんですよ!

 嘘っぽいけどマジなんですよ! そうとしか言えないんですよ!! 悪魔合体ですよ!!

 で、そんな荒唐無稽にも程があるストーリーが面白いのかって言われますとね、これがもう……わからないんですよ!!??

 面白いのかどうかマジでわからないんですよこれ!?

 そりゃ自分だって今はもう相当このエビストに入れ込んでるわけでして、自信を持って「ストーリー面白いよ」って言いたいんですけども、どう頑張って好意的に評価してもよくわからんとしか言いようがないんですよ!!

 ナナのシスのあれが流行ったみたいに「ストーリーはガチで面白いからやってみて!」っていう勧め方をね、そりゃ自分も出来ることならやりたいんですけど本当によくわかんないんですよ、このゲームのストーリー!!

 「この料理美味しい?」って聞かれたら「不味くはないし食べられないことはないよ」と答えるような、そういう表現しか出来ないんですよ!

 致命的にダメな部分とか不快に感じたりする部分はないんですよ、でもこう……特別秀でてる部分もないというか……ね……そんな感じなんですよ……。

 つまりゲーム部分と同じでここでも70点という評価を付けざるをえないんですよ。

 いや、自分だってこのゲームのストーリーを見極めようと、現在実装されてるメインストーリーは全部解放して必死に全部読み込んだんですよ。

 スクフェスのストーリーですら途中で放置してる自分がですよ、これでも相当頑張ったんですよ。ランクも47とかいっちゃいましたよ。

 そんな努力も結局「よくわからない……」という結論にしか達することが出来なかったんですよ。

 (面白いかも……うーん、いや……面白いのか……うーん……)みたいなのを繰り返すばかりで、もう、何かね!

 逆にこの感情を共有してもらうためにも「ストーリーはいいんだよ」って推し方をしたくなってきましたよ!

 ……はあ。

 ……またしても悪く言ってばかりのようになってしまいあれなのですが、ちゃんとストーリーモードにもかなり独自の面白い部分があることを紹介しておきたいと思います。

 このゲームにおいてストーリーを読む楽しみは、実は内容の面白さだけではないんですよ。

 全編フルボイス仕様なのは勿論のことなのですが、このゲーム独自のシステムとしてストーリーを読んでいる時に表示されるキャラの立ち絵にLive2Dという技術が使われているんです。

 これにより普通の2D立ち絵ながらもまるでCGのようにキャラクターが活き活きと表情を変え、細かい仕草や動きを会話中に挟むようになっているんですよ。

 台詞に合わせてまるで生きているように動くキャラクター達は臨場感を高めてくれたり、愛らしい仕草は見ているだけでもキュンとさせてくれたりします。

 

 

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 こんな感じのものが、色々とぬるぬる動いたりします。

 でもね、でも……努力の方向性はそっちじゃなかったかな……って感じでもあるんですよ。

 確かにぬるぬる動く立ち絵は「おお……」と思わせられるし、アニメを見ているようで楽しいんですけど、多分もうちょっと……もうちょっと他に……ね!?

 しかも、この立ち絵の動きがまた凄いんですよ。

 包み隠さず言うならエロフラみたいな動きなんですよ。

 この、「何の素材で出来てるのそれ?」みたいな服に包まれたおっぱいがね、喋る度に物理法則を無視した動きで揺れるんですよ。

 それがもう興奮とかじゃなくて、あまりの違和感にめっちゃ気になるんですよ。

 むしろ逆にもうそれが面白いんですよ。

 このエロフラみたいな動きをしながら喋るキャラクター達が、ディストピアSF風のよくわからないストーリーを展開させていく様を眺めているとですね、何かもう脳細胞がジワジワやられていくんですよ。

 ある種の洗脳状態ですよね。

 首までどっぷりエビストの世界観に浸かって謎の幸福感に包まれていくんですよ。凄いでしょう?

 自分にはもうこの代物を凄いとしか表現出来ないんですよ。

 何故なら首どころか頭の天辺まで浸かりきってますからね。抜け出せないんですよ。

 しかし、わずかに残った理性を振り絞って一般的な評価を下すならば、ストーリー面でもやっぱりこう……70点かなってなりますよね。

 人に勧める場合にはね。そこだけは自信を持ってオススメは出来ないですよ。

 「すっげえ名作があるんだけどさ!」ではなくて「ちょっとヤバいブツあるんだけさ……」みたいな切り出し方しか出来ないんですよ。

 纏まりがどんどんとなくなっていきますけどもね、ストーリーに関しての紹介はそんな感じです。

 ……そうだ、忘れていましたが、この上、更にキャラ個別ごとのサイドストーリーというのも存在するんですよ。

 しかし、こっちはもう面白すぎて自分の理解と説明可能範囲を超えてしまっているので、興味を持ったら是非ともその目で直接確かめてみてください。

 そして、その中でも特に凄まじいものとしてね、プロフィールページというのがあるんですけどもね。これはちょっと紹介しておきたいので少しだけ説明させてください。

 サイドストーリーモードは、普通はプレイしていく内に溜まるストーリーポイントを使ってキャラごとのサイドストーリーを解放させていくんですけども、何と各人のプロフィールなんかもそのポイントを使って解放していくシステムになってるんですよ。

 しかも解放させるのに莫大なストーリーポイントが要るんですよ。

 普通は一回楽曲をプレイすると最大15pt貰えるものなんですけどもね、例えば多いものだと600pt必要なんですよね、スリーサイズの欄なんですけども。

 凄いですよね、8人分のスリーサイズ解放するのに4800pt必要で、実に320回プレイしなければ全員のスリーサイズを知ることが出来ないんですよ。

 もうね、楽しすぎるんですよ。

 僕は今この目標に向かって泣き笑いながらゲームプレイしてるんですよ。最高ですよ。

 幸せにも程があるし、もし今後誰かがプロフィールデータをwikiとかに纏めやがったらマジでぶん殴りにいきますからね。

 いやまあ、そんなサイドストーリーモードやプロフィール解放という激ヤバなブツも備わっているんで、興味が向いたら是非プレイしていただいてね、欲しいですね。

 特にプロフィールで解放出来る各キャラのキャッチコピーはですね、一見の価値があると思うので是非自分で解放してその目で確かめてみて欲しいんですよ。

 これ眺めてるだけで一晩中お酒飲めるくらい凄いんでね、本当に。凄いんです。グーグルで検索したりしないでね、自分の目で確かめた時の快感は一入ですのでね……。

 

 

 

 

 8 beat Story♪の楽曲について 

 

 さて、それでは最後に楽曲の紹介に入りましょう。

 音ゲーとしては勿論、アイドルものとしても楽曲が良いものかどうかは最も重要な要素と言えるでしょう。

 ゲームとしての部分が多少不味くても楽曲の良さだけで保ってるゲームもあったりしますからね。何とは言いませんけどもね。

 さて、では肝心のエビストにおける楽曲のクオリティはどうなのかと言いますと、これが……これがね……凄く……物凄くイイんですよ……!!!

 ここでもまた「うーん……」という評価を下すのかと思いきやですね、本当に楽曲だけはメチャクチャに素晴らしいんですよ。

 ここだけはもう本当に無条件で、手放しで、褒めちぎってちぎってちぎってもまだ足りないくらいに素晴らしいんですよ。

 ようやく正しい意味で凄いと言えるんですよ。いや、今までの凄いも十分正しい意味で使ってきてはいますけども。

 ……ただ、何と言うかですね、一つだけ難点をあげるとするならば、この良さというのは初見の人にはどうにも一発では伝えづらいし、伝わりづらいかもしれないというところなんですよね……。

 そうですね、頑張って説明してみると、こう……エビストの楽曲はですね、何かこう、あまりキャッチーじゃないんですよ。

 曲の構成が壮大だったり豪華というわけでもなく、一度聴いただけで聴衆の心をガッシリ鷲掴めるほど何かが突き抜けてるわけでもなくて、未来風で超オシャレというわけでもなく、クールでカッコいいとも程遠くて……。

 そうですね、本当に、一言で表すとしたら「垢抜けてない」んですよ。全然。

 良く言えば純朴であり素朴なんですけども、悪く言えば洗練されきってないというか荒削りというか、そんな感じなんですよ。

 そしてまあ……コンテンツとしては、やっぱりちょっとそれは不利なところになっちゃいますよね。

 特に音ゲー、それも元々有名な原作があるわけでもない完全新規プロジェクトの代物としては。

 わかりやすく、一目で訴えかけるような何かに欠けているというのは楽曲だけでなく、ゲーム全体としても欠点かもしれないと評さざるを得ません。

 けれどですね……けれど、実はその「垢抜けていない」とか「洗練されきっていない」とか「荒削り」とかの要素がですね、逆に今のエビストの楽曲を唯一無二の素晴らしいものにしている要素でもあるんですよ。

 実はエビストの楽曲で自分が一番良いと感じているところもそこなんですよ。

 それこそが一番愛すべき素晴らしさなんですよ。

 例えばですね、エビストもキャラクターの声を担当している声優さん達がユニットを組んでゲーム内の楽曲の歌唱も担当しているんですけどもね、これがね……こう、絶妙なんですよ。

 絶妙に全員歌上手くないんですよ。

 というか殆どの人が名前もそんなに聞いたことのない新人声優さんなので仕方ないんですけどもね、下手すると本編の演技も危うい人がいるんですよ。

 もう駆け出し感丸出しというか、駆け出し感しかないというか、ね。

 でもね、それが良いんですよ。

 そここそが一番良いんですよ。

 それこそがエビストの楽曲を素晴らしいものにしているんですよ。

 あんまり歌も上手くない、演技もそんなに上手くない、みんな売れっ子というわけでもなくて、何が強みなのかまるでわからない。

 でも、実はそれが一番の強みなんですよ。

 まだ彼女達は何も強みと言えるものがないから、だからこそエビストの楽曲の中で彼女達は一生懸命歌っていることだけが伝わってくるんですよ。そりゃもうビンビンに伝わってくるんですよ。

 まだまだ上手くは歌えないけど、洗練されていないし荒削りだけど、だからこそ心だけは精一杯込めて、全力で歌っているんだなぁというのがね、もうビンビンもビンに、ダイレクトに、こっちの心に伝わってきちゃうんですよ。

 そしてね、そのひたむきさや一生懸命さがね、デンプシーロールの如くにガスガスとこっちの心を打つんですよ、乱打してくるわけですよ。

 凄いんですよ。

 ひたむきさや真っ直ぐさとしか表現しようがないものがね、余分なものを削ぎ落とされてというよりはそれしか今は持っていないからであろうこそね、ストレートに感じられてしまうんですよ。

 凄いとしか言いようがないんですよ。

 そして、そんなユニットメンバー達の真っ直ぐな心しかない歌声をですね、さっきも言ったような壮大でも豪華でもなく、オシャレでもカッコいいわけでもない、荒削りで垢抜けてない楽曲がですね、こちらも一切包み隠したり誤魔化したりすることなく、そのシンプルなメロディーに乗せて届けてくれるんですよ。

 飛び抜けて何かが優れてるわけでもなくて、一発で耳目を引くようなキャッチーさがあるわけでもない、どこか垢抜けてなくて素朴なその曲が、同じく素朴で垢抜けてない歌声と合わさることで、物凄い相乗効果を生み出してるんですよ。

 凄いんですよ。

 言葉で言い表しにくい「良さ」が生み出されてるんですよ。

 ありえんよさみが深いとかアホみたいな表現を思わずしてしまいたくなるんですよ。

 心が原始へ還っていくような心地すらするんですよ。

 

 まあ、そんな素晴らしさがエビストの楽曲には溢れていて、自分はすっかりそれにやられてしまっているんですが……。

 けれどそれはやっぱり、あまり一目で理解してもらえたり、伝わったりはしにくいものですよね……。

 自分自身も、ゲームを繰り返し何度もプレイすることで少しずつこの良さに目覚めていった感じでしたし。

 楽曲自体も何度も聴いてる内にハマっていくようなスルメ曲が多くて、繰り返してプレイする分には中々飽きが来なくてありがたいのですが、まず最初にプレイしてもらえる壁を乗り越えられるかについては多少不安も残ります。

 エビストの楽曲の良さは例えるならば母親の作ってくれる温かな家庭料理のようなもので、じんわりと心に響くんですけども、どうしても一流レストランの料理にはなりきれないし、100点満点とはならないんですよね……。

 そこが最大の良さではあるし、今回ばかりはこれを言いたくないんですけども、それでもやはり……ここでも、何も知らない人からは70点に見られても仕方がないかもしれないと、表現せざるを得ないところがあります。

 それでもですね、この独特の垢抜けてなさから来る純朴な魅力というものは本当に一度ハマったら抜け出せそうにないほどの凄いパワーがあるので、もしこの自分の紹介で少しでも興味を持っていただけたなら、例えば公式の視聴動画があるのでまずはこれを見て貰ったり……

 


【8 beat Story♪】1stシングル「ファンタジア」試聴動画

 

 していただきたいですね。

 自分も実はこの視聴動画を一ヶ月ほど前に一度だけ見てから何だかぼんやり心に引っかかるものを感じて、結局数週間経っても拭えなかったその引っかかりがゲームをインストールする切っ掛けにもなったりしましたので。

 そして遅効性の毒の如くジワジワと脳を蝕まれ、気づいたらもうこれなしでは生きていけなくなっていましたからね。大丈夫、怖くない、全然怖くないよ。危なくないよ。

 

 というわけで、楽曲については以上なのですが、折角なので現在実装されてる曲から自分のオススメを三曲ほど紹介させていただきたく思います。

 少しでも興味を持っていただけますようにということで……本当なら迸る激情と共に全曲紹介したいところなんですけどもね。流石にね、アホみたいに長くなりそうなのでね、三曲に頑張って留めておきます。

 

 

 

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 まず最初にオススメしたいのがこの「カナエルミライ」ですね。作品のメインテーマ曲でもある「ファンタジア」とどちらにしようか迷ったんですけども、こちらの方がよりエビストらしさというものが一曲に詰まっているかなと思い選ばせてもらいました。何と言うかですね、今まで紹介してきたエビスト楽曲の良さの典型的な例みたいな曲なんですよ。垢抜けてなくて、荒削りで、洗練されてなくて、歌もそんなに上手くなくて……でも何でか真っ直ぐに心を打ってくるひたむきさと美しさに溢れてて、という。ゲームやり始めた最初の頃とか自分この楽曲プレイしながら毎回泣きそうになってましたからね。「チクショウ……何でこんな……こんな何でも無い歌が……こんなに美味えんだよ……!!」とか呟きながらね。病気でしたからね。まあそんなことはともかく、プレイしていると二曲目に解放される曲なので比較的早く聴くことができるし、是非とも自分でプレイして味わっていただきたいですね。特に落ちサビの歌詞と歌声がね、本当にね……こう……綺麗なんですよ……。凄いんですよ……。

 

 

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 一曲目から全開で飛ばしすぎた感がありますが、二曲目からは何とかもうちょっと短くまとめていきましょう。ということで二曲目はこれ「絆のポラリス」。実装されてる中ではそんなにクオリティの高い方ではない曲なのですが、だからこそこちらも他の曲より濃いエビストらしさがあると思い選びました。個人的にも妙に心に残って好きな曲なんですよね。何より凄いのがこれが一番最初に解放されるクール系楽曲ってことでしてね。期待してプレイしたら自分の中の今まで固定化されていたクールという概念が吹っ飛ぶような凄い曲でしたね。個人的には童謡系アイドルソングと表現したい感じなんですけどもね。これがまた聴いている内に本当に段々身体に馴染んでいって「ああ、いい歌だなぁ」と思えてくるんでね。初聴きの衝撃と共に是非実際にプレイして確かめていただきたいですね。

 

 

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 そして最後に紹介したいのがこの「スクールディスコ」。このゲーム最強の問題作と言って過言でない凄まじい楽曲です。この曲については敢えて多くを語りません。是非実際にプレイしてその凄味を体験してみてください。自分は初めてプレイした後で三日間この曲が頭から離れなくなりました。

 

 

 とまあ、どうでしょう。

 エビストの楽曲について多少興味を持っていただけたりしましたでしょうか。

 これらの曲を余すことなく楽しみたいならば実際にゲームをプレイしていただくのが一番なのですが、実はもうデビューシングルが一枚出ていたりするのでそれを買うという手もありですね。

 というか買いましょう、是非。

 

 

ファンタジア

ファンタジア

 

 

 

 さらに、iTunesでは実装されてる楽曲のフルver.が全部配信されていたりするので……。

 

 

ファンタジア

ファンタジア

  • 8/pLanet!!
  • アニメ
  • ¥250

 

 本当はゲームでやり込んでから楽曲購入というコースに進んでもらった方がよりフルver.を聴いた時の感動が増すと思うのでそちらをオススメしたいのですが、とりあえず音ゲーには興味ないけど楽曲だけなら……という方は上の二つの手段でそこから触れてみるのもいいかもしれません。

 そして、出来ることならそこから更にゲームにデビューしましょう。

 そして自分と一緒にスリーサイズ解放を目指して黙々とプレイする修羅道へと堕ちましょう。

 待ってるからな!

 

 

 

 

おわりに(読んでも読まなくてもいい)

 

 さて、ここまで随分とエビストに対して厳しいことをたくさん書いてきたように思います。

 しかし、それらはやはりゲームを始める前とゲームをやり始めた直後くらいに自分が抱いていた素直な感想でありますし、大多数のまだゲームに触れたことのない人にとってもそう映っても仕方の無い難点であるかとも思います。

 もっとゲームを広めたいなら全てを美しく褒め称えるべきなのでしょうが、多少嘘を書いたところで実際にプレイしてみればバレることばかりなので、まあどうしようもないことでしょう。

 それに、今やエビストにハマりきってしまった自分にとってはこれまで列挙してきた全ての欠点すらエビストの面白さであり美徳でもあると本気で感じてもいるのです。

 惚れりゃあばたもえくぼとは言いますが……うん、まあそんなとこかもしれません。

 なので、最後くらいは今エビストが大好きな自分として、これまでハメていた枷を外したかのように褒めて褒めて褒めちぎって終わろうかと思います。

 そうですね、まず自分は今までこのゲームを『全てが70点のゲーム』と評してきました。

 どう見ても聞いても褒め言葉には見えない評価ですが、実は自分の中では結構しっかりとこれは褒め言葉だと思って使ってもいました。

 何故ならこのゲームは『全部』が70点なんですよ。『全部』です。

 頭の天辺から爪先まで余すことなく全部です。

 実はそれって本当に凄いことだと思っているんですよ。

 大概のゲームやコンテンツは、今一番人気のものでも全部が100点ということは勿論ないわけじゃないですか。

 例えばシナリオが90点ならゲーム部分は30点とか、逆にゲームが80点でもシステム周りで40点とか。一長一短な部分を持ってることが大半だと思うんですよね。

 そうでもなくとも、あらゆる点で80点や90点、所々100点が出せているならそれは既に相当成功しているコンテンツになるかと思います。客観的に観察するなら。

 でも、このゲームは全部70点なんですよ。

 本当に、致命的に悪いところというものが全然ないんです。

 ちゃんと動くし、面白いし、曲もいいし、キャラも可愛いし、シナリオもまあ悪くはない。

 代わりに何か一点突破で突き抜けているというところもないんですけれどもね……でも、逆にその突き抜けた何かがここまでないっていうのはそれ自体がある意味突き抜けているんじゃないかって思うんですよね。言葉遊びのようでなんですけども。

 例えばこれが低いレベルで纏まってたらあんまり心にくるもののない作品だったなで終わるし、一長一短でもバランスが悪かったら尖りすぎだったなで終わっちゃうんですよ。

 でも、全部が全部それなりに高いレベルで纏まってるのにどうもいまいち何かが足りない状態って、逆に凄く気にならないですか?

 実際なっちゃったんですよ。

 うーん、ここが惜しい、ここも惜しい、これも惜しい……何これ全部惜しいとこで止まってるよ!?って。

 もう裏返ってそれはかなりの面白さですよね。自分はそう感じました。

 纏まりが良すぎて若干地味になってるところも更にキュートじゃないですか。

 それにですね、自分はこの70点はただの70点じゃなくて、『成長する可能性のある70点』であるとも感じたんですよ。

 いつになるかはわかりませんが、少なくともここで止まることはない、ここからどんどん成長していって80点や90点、もしかしたら100点にまでなるかもしれない70点かもしれないと思ったんです。

 そうなんですよ、ゲームだけでなく、この諸々含めた8 beat Story♪という総合的なコンテンツ自体がもしかしたら大きな成長の可能性を秘めているんじゃないかと感じたんですよね。

 それこそエコーズ並に成長性A(超スゴイ)ですよ。

 でもね、同時にどうしようもなくやっぱダメかもなぁーってなる危うさもあるんですよ。

 そりゃそうなんですけどもね。

 限りなく客観的に見るならば、どちらかというと成長性よりもダメかもしれないという可能性が高いんですよ今は。恐らく皆さんの感じる通りに。

 でもね、そこもまた……いや、それこそが真に面白いところじゃないですか。

 最初に言ったように、このアイドルもの群雄割拠の時代にですよ。

 既に頂点を極めたコンテンツが存在し、それが去った後でその後釜にならんと強大な勢力同士が鎬を削りぶつかり合っている昨今にですよ。

 後発コンテンツにしてもあらゆるところが力を注いだハイクオリティーなものを出そうとしている激戦区にですよ。

 この、今はまだ成長性だけしかないようなエビストが乗り込んでいって、一体何になるのかまるでわからないじゃないですか。

 そうなんですよ。高い成長性は感じるのに、一体この子達が何者になれるのかが全く見えないってところがね、物凄くワクワクするんですよ。

 そして、それこそがアイドルものとして一番魅力的な部分じゃあないですか。

 エビストの8人のキャラクター達は、作品の中と外の両方で8/pLanet!!(ハニープラネット)というユニットを組んで今は活躍しています。ええい、書きづらいなこのユニット名。

 曲紹介のところでも書いたように、中でも外でも皆まだ駆け出しでしかないハニプラは歌もあんまり上手くないし、売れてもないし、有名でもないんですけども、代わりに溢れんばかりのひたむきさと真っ直ぐさと一生懸命さだけがあるんですよ。

 垢抜けてないし、荒削りだけど、そうであるからこそ出せる、走り始めたばかりの輝きに満ち溢れてるんですよ。

 まだ何になれるか全くわからないけれど、それでも何かになれることを夢見て一生懸命歌う美しさ。

 それこそ自分がこの前の記事で書いた、最期まで輝くために命を燃やす終わりの美しさと対極かつ匹敵するような始まりの美しさじゃないですか。

 そして、自分は全く愚かにもその輝きを再び8 beat Story♪に見てしまったんですよ。

 もう懲り懲りだって何度も思ったし、もう一度それを探すことも見ることもないと思ってたものをうっかり発見して、結局また心奪われてしまったんですよ。

 仕方ないじゃないですか。

 本当は心の奥でずっと探し続けていたけども、最近は結局もうどこにもそんなものは存在しないのかもしれないと諦めていたその輝きを、唯一エビストだけが完璧に近い形で持っていたんですよ。

 そして、それだけじゃなくて、その輝きがもしかしたら予想も出来ない未来に辿り着くかもしれないという、細い細い糸のようではあるけども確かな可能性も同時にそこに夢見てしまったんですよ。

 例えるならば、本当に新雪の野ですよね。

 今の二次元アイドル界で恐らく唯一エビストだけがまっさらな新雪の野を持っているんですよ。

 色々なことをこれからどんどんと吸収して成長していく前の、本当に少しの間しか見ることの出来ない真っ白さ。

 エビストの持つ70点というのは、そういう魅力的な成長性と走り出したばかりの輝きを持った70点だと個人的には思っています。

 ……勿論、彼女達が確実に成功出来るわけではありません。

 70点のまま燻るかもしれないし、もしかしたら点数が落ちて消えていってしまう可能性だってあります。

 というか、現時点ではその可能性の方が大きいかもしれません。

 けれど何度も言うように、そうであるからこそエビストは面白いし、無謀な夢を信じてただひたむきに歌う彼女達は美しいんです。

 成功の見えたコンテンツほど行く先のつまらないものはないし、そういうアイドルが駆け出しのふりをして夢を歌うほどの茶番はありません。

 エビストには今後何の保証もないし、どちらかと言えば不安ばかりが見えてしまっている状態かもしれませんが、だからこそこのコンテンツには真っ赤に燃えるような熱い本気が存在している。

 自分にはそんな気がするのです。

 そして、それこそがアイドルものにとって一番大事なものでもあるのだと。

 何より、彼女達が今こうして純朴なメロディーに乗せて歌うひたむきさは自分の心を熱く揺り動かし、彼女達を応援してあげたい、何か出来ることをしてあげたいと一心に思わせてくれます。

 たとえそれが短い間だけの、いつか失われる輝きだとしても……。

 やっぱり本物のそれは理屈じゃないんだなぁと今回改めて思い知らされるハメになりました。

 もし自分の感じているそういうものが全てただの演技や仕掛けだったとしたら、それこそ改めてそれを狙って仕掛けたエビスト運営の戦略眼に恐れおののくばかりですが……まあ、ないでしょう、多分。

 無論、今まで定義してきたアイドルものにとって大事なことというのは全て個人的な持論であり、一般的に広く当てはまるものではないと思っています。

 結局自分はメジャー嫌いかつマイナー好きを拗らせただけの判官贔屓大好き野郎なだけなんじゃないのかと言われたら、どうにも否定しづらいところもあります。

 エビストに出会う前に次世代のホープと有力視していたエンジェルフェスタは結局何にもならずにというかなる前に終わりつつありますしね……これで自分が投資家なら分の悪い賭けにしか興奮出来ない性質過ぎて今頃首を括ってるレベルの損失を出している気もします。

 いや、でもね、エンジェルフェスタもしっかり活動してればかなりいいところいってたと思うんだよ……今でも結構信じてるし好きなんだよ……。

 ……話が大きく逸れましたが、でもやっぱり皆だって本当は何もないところから可能性とひたむきさだけで駆け上がっていったあの子達が好きだったんじゃないんですか。

 あの姿をこそ美しいと思ったんじゃないですか。

 それがそっくりそのままもう一度味わえるかもしれないなんてことは言いませんし、絶対に言えません。

 ハニプラはハニプラの道を進んでいくし、いかなくてはならないでしょう。

 それでもあの姿が美しくて、あれに心を奪われたまま前に進めない自分のような人がいるのならば。

 自分と一緒にこのエビストというコンテンツを見守ってみませんか。

 行く先は今のところ全然、まったく見当もつきません。

 もしかしたら思っていた、期待していた方には全然進まないし、信じた何かが変わっていくこともあるかもしれません。

 ただ、今だけは。

 この、ほんの一瞬かも知れないくらいに限られた今の間だけは、8 beat Story♪と8/pLanet!!は何よりも始まりの輝きに満ち溢れている。

 それだけは保証します。

 今の彼女達が精一杯歌う歌達が、涙が出そうになるくらい心を震わせてくれることも。

 ストーリーとゲームもまあ、まあ……結構面白いことも。

 がっつり丸ごと太鼓判を押します。

 だから、少しでも興味を持ったらこのゲームをインストールしてプレイしてみてください。

 そして、頭の天辺までどっぷりこの沼にハマったら、一緒に叫びましょう。

 

 8 beat Story♪は凄い、と。